「VEX Robotics World Championship 2023」に出場しました。

SanEi Roboticsがサポートする7チームが米国ダラスにて開催された「VEX Robotics World Championship 2023」に出場しました。

「VEX Robotics World Championship 2023」(以下、VEX世界大会)が米国テキサス州ダラスで開催され、VEX IQ Competition(以下、VIQC)とVEX Robotics Competition(以下、VRC)合わせて3,050チームが54カ国から集結しました。

VIQCのエレメンタリー部門には、DOHSCHOOLから1チーム、みやかみVEXクラブから2チームが出場しました。
VIQCのミドルスクール部門には、DOHSCHOOLから2チーム、SanEi Roboticsから1チームが出場しました。
VRCのハイスクール部門には、弊社がスポンサーとして応援しているRED Bisonsが出場しました。

各部門(VIQCエレメンタリー/VIQCミドルスクール)に出場する約800チームが10ディビジョン(≒ブロック)に分かれ、2日間をかけ各チーム10回づつのチームワークチャレンジを行いました。

10回のチームワークチャレンジで、共に力を合わせて高得点を狙うアライアンスチーム(ペアを組むチーム)はどのチームなのか、大会初日の前夜まで知らされません。

どの国のチームで何語を話すのか、どれくらいのレベルのチームなのか、どの様な特徴を持ったロボットなのか、全く分からないまま当日を迎えます。

競技を行う日の早朝7:30に会場のゲートが開くと、一目散に自分のチームのピット(チーム専用のブース)に向かい、サッと準備を整えたらマッチスケジュール表をもとに次のアライアンスチームのピットを探し出し、作戦会議をし、練習場に向かい作戦通りの動きを何度も何度も練習します。

そして本番のマッチを迎えるのです。

たった1分しかないゲーム時間の中で、お互いのチームが自分勝手にロボットを動かしても、衝突してしまったり、同じエレメント(得点獲得の為に動かしたり運んだりする対象物)を取りに行ってしまったりして高得点など狙えません。

効率よく無駄なく1分間をアライアンスチームと共同作業して高得点を狙うには、チームとチームのチームワーク、それを作り出すためのコミュニケーションが欠かせません。

最初は戸惑っていた言葉の壁、緊張や照れの壁を乗り越えていく子供達の姿は本当に逞しかったです。

同じ方向を同じ熱量で見ているチーム同士がVEXという共通言語でコミュニケーションを取り笑顔でハイファイブでゲームを終えるシーンを何度も見ることができました。

VEXはロボット工学やプログラミングに対する興味関心を芽生えさせ、大学まで学びを深めていくことができるSTEM教材です。

しかし、VEXの魅力は個々のハードスキルを高めるだけでなく、コミュニケーション力、タイムマネージメント、自主性、クリティカルシンキング、グローバリズム、問題解決力、リーダーシップなどのソフトスキルを育むハイブリッドなSTEM人材育成プログラムなんだと世界大会で改めて感じました。

あっという間に次のシーズンが始まります。

さぁ、今シーズンはどんなドラマが待っているのか?

どうやって壁を乗り越えていくのか?

楽しみで仕方ありません。

そして最後に、日本チームを応援してくれた皆さん、スポンサー様、現地ダラスで仲良くしてくれた皆さん、本当にありがとうございました。

Thank you so much to everyone who supported the Japan team, our sponsors, parents, REC Foundation, VEX Robotics , and everyone who became friends with us in Dallas there.

【大会結果/ミドルスクール部門】
670A Laurels(Opportunityディビジョン)
スキルスチャレンジ 534位/710チーム
チームワークチャレンジ 48位/77チーム(159点)

670C Initial T(Mathディビジョン)
スキルスチャレンジ 514位/710チーム
チームワークチャレンジ 26位/78チーム(202点)

54506D Beast Hunter(Innovateディビジョン)
スキルスチャレンジ 152位/710チーム
チームワークチャレンジ 14位/79チーム(205点)
※ディビジョンプレイオフ進出4位の快挙!

【大会結果/エレメンタリースクール部門】
670B SubaFuku(Technologyディビジョン)
スキルスチャレンジ 622位/694チーム(D56点・P0点)
チームワークチャレンジ 56位/76チーム(114点)

73325A Black Shark(Engineeringディビジョン)
スキルスチャレンジ 379位/694チーム(D61点・P42点)
チームワークチャレンジ 62位/76チーム(105点)

73325C Samurai of the future(Artsディビジョン)
スキルスチャレンジ 279位/694チーム(D104点・P23点)
チームワークチャレンジ 26位/76チーム(161点)

オープニングセレモニー(VIQCミドルスクール部門)

オープニングセレモニー(VIQCミドルスクール部門)

先に始まっていたVRCの見学
VRCのロボットは金属製で速くて強くて格好いい!
Girl Poweredラウンジ。女の子向けのイベントが沢山!
Girl Poweredラウンジ(VR体験コーナー)
VIQCミドルスクール部門のキックオフディナー
VIQCミドルスクール部門のキックオフディナー
会場となったのはこちら
R2D2がお出迎え
無事インスペクション(車検)通過
日本チームのピットには沢山の人が来てくれました
イングランドチーム
英語でのコミュニケーションにも挑戦
ロボティクスが盛んなトルコのチーム
あっという間にサインで埋まっていきます
スポンサー様ありがとうございます!
ロボットスキルスチャレンジ
プラクティスフィールドでドライビング練習
プラクティスフィールドでプログラミングの調整中
オープニングセレモニーの衣装で記念撮影
浴衣姿は世界大会でも大人気!
会場を練り歩く
チームワークチャレンジ予選
チームワークチャレンジ予選
アライアンスチームと記念撮影
ミスターVEXのひとり、Mr Grand Coxと記念撮影!
アメリカチーム
判定に納得がいかなければ自力でアピール
VEXの世界大会会場には女の子も沢山!
VEXではコミュニケーション力も試されます
3050チームが集う世界最大のロボットコンペティション
決勝戦とクロージングセレモニー
2023−2024ニューゲームは「Full Volume」!
エレメンタリー部門もスタート!
エレメンタリー部門もスタート!
八王子から世界へ!
日本初!公立小学校に誕生した「みやかみVEXクラブ」
エレメンタリー部門にも女子がたくさん!
思い思いのコスチュームで世界大会をエンジョイ!
サインがびっしり!
がんばれ日本!
ミドルスクール部門でも上位を狙えるハイレベルなロボット達
海外の子どもたちは本当に表現豊か
アライアンス同士で記念撮影。本当に皆楽しそう!
名MCのMr.Keeganが大会を盛り上げる
この様なディビジョンが各部門に10ヶ所あります
南米チームはとても陽気で会場を盛り上げてくれます
エレメンタリー部門だけでもこの様なブースが800ヶ所!
各ブースではアライアンスと一緒に練習をしたり
かけがえのないグローバル・コミュニケーションの経験
制限時間一杯までプログラミングを調整するチームも
Girl Poweredチームが大活躍!
Girl Poweredチームが大活躍!
エレメンタリー部門の決勝戦とクロージングセレモニー
世界最大のロボットコンペティションの祭典が終了しました。世界は大きく強く前を向いていた。また来よう。また行こう!

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